田原市渥美郷土資料館 秋の企画展

発掘された渥美半島の歴史

平成29年10月28日(土)から12月10日(日)

開館時間 午前9時〜午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日
観覧料 無料
主催 田原市教育委員会、田原市博物館
→ 展示作品リストはこちら

渥美半島は三方を海に囲まれ、自然が豊かな土地です。ここで暮らしていた人々には様々な歴史や文化がありました。この歴史をひも解き、文化を明らかにしてきたものの1つに発掘調査があります。

これまでの発掘調査で、土の中から土器や石器など、昔の人々が使用したものが見つかることがあります。これらは「遺物」と呼ばれ、人々のくらしに関わるものであり、彼らの生活を探ることのできる証拠でもあります。

渥美半島では、少し前までは縄文時代には人々が住んでいたことが知られていましたが、近年に発掘された遺物から、渥美半島に人間が生活し始めたのは縄文時代より古い、旧石器時代の約2万年前からとわかってきました。この他にも発掘調査の成果から、縄文時代には貝塚、弥生時代には青銅器の文化、古墳時代には古墳づくり、古代には塩づくり、中世には渥美窯など、渥美半島ではそれぞれに特徴的な文化があることがわかっています。

今回の展示では、現在までに発掘された遺物のなかから、それぞれのテーマごとに資料を展示し、渥美半島の歴史や文化の流れを紹介します。

T:縄文時代草創期「有舌尖頭器」宮西遺跡
U:縄文時代「土器棺」伊川津貝塚
V:弥生時代「銅鏃」大本貝塚ほか
W:古墳時代「木製品」山崎遺跡
W:古墳時代「金属製品」神明社古墳
W:古墳時代「装身具」西鎌田古墳
Y:鎌倉〜室町時代「蔵骨器・五輪塔」泉福寺中世墳墓
Z:戦国時代 「元青花ほか」 田原城跡
W:古墳時代「鉄馬」栄巌古墳

関連行事

  • 展示解説
    11月4日(土) 午前11時〜
    講師:学芸員 清水俊輝 場所:渥美郷土資料館 ※参加無料
  • 平成28年度発掘調査の報告会
    12月2日(土) 午後1時30分〜
    講師:学芸員 清水俊輝 場所:渥美郷土資料館 ※参加無料
展示構成と主な展示資料
田原市渥美郷土資料館へのアクセスJR・名鉄「豊橋」駅から豊橋鉄道渥美線乗車、「三河田原」駅下車、豊鉄バス伊良湖本線乗車、「福江」バス停下車、徒歩15分(田原市役所渥美支所敷地内) 田原市渥美郷土資料館:〒441‐3695 愛知県田原市古田町岡ノ越6‐4 TEL 0531‐33‐1127