白井青淵は、明治42年(1909)、永川の長男として生まれ、神職を志すとともに父に日本画を学びます。20歳で羽田八幡宮宮司となり、38歳で中村岳陵に師事し、40歳で日展に初入選し、以後、同展に4回入選します。51歳で中部日本南画院を創設し、80歳で豊橋文化賞・愛知県文化功労褒状を受賞します。平成18年(2006)に亡くなりました。
石川雲鶴は、岡崎市に生まれ、本名は政利。昭和17年(1942)、愛知県岡崎師範学校を卒業し、戦後は愛知県内の高等学校で教鞭をとりました。昭和26年、手島右卿に師事。昭和29年、独立書人団会員。昭和30年、第11回日展に初入選。平成6年、独立書人団理事、同9年より毎日書道会参与。雲龍会主宰。 |