田原市博物館|夏の企画展

田原の自然 東三河のジオパーク

2014年7月19日(土)〜8月31日(日)

2014年7月19日(土)〜8月31日(日)

会場 田原市博物館
休館日 毎週月曜日
ただし、7/21(月・祝)は開館し、
7/22(火)は休館します。
開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料 一般400円(320円) 小・中学生 無料
( )内は20名以上の団体割引料金
シェルマよしごとの共通券も販売中。
主催 田原市博物館
後援 愛知県教育委員会
展示作品リストはこちら

私たちの暮らす東三河地域には、国定公園、県立自然公園、自然環境保全地域や国県市町村指定の天然記念物、日本の自然百選、地質百選、渚百選、滝百選、百名湯、棚田百選など多くの自然遺産があります。これらは、ジオパークを構成する単位としての「ジオサイト」と呼ばれています。

田原市が大部分を占める渥美半島は、三河湾国定公園、渥美半島県立自然公園に指定されており、海と山に囲まれた美しい自然環境を有し、中でも蔵王山・伊良湖岬(恋路ヶ浜、日出の石門)・一色の磯(太平洋ロングビーチ)などは、大勢の観光客が訪れる景勝地となっています。

また、太平洋・三河湾といった特性の異なる二つの海に面しているなど多様な地理的条件を有していることから多種多様な動植物を見ることができます。表浜(太平洋)のアカウミガメ、三河湾のスナメリ、渥美半島を経路とするタカ(サシバ等)の渡り、全国有数の渡り鳥の飛来地である汐川干潟、国・県指定のシデコブシ自生地やハマボウの野生地、ハギクソウなどの海浜植物、県指定天然記念物の黒河湿地植物群落に生息するハッチョウトンボ、渡りをする蝶・アサギマダラなど、貴重な動植物の宝庫となっています。

今回の企画展では、東三河の特徴的な地形や地質の見どころ(ジオサイト)についてカルタ風のパネルや標本(岩石・鉱物等)を展示しながら、東三河地域(特に渥美半島)の豊かな自然遺産や渥美半島の自然にはぐくまれた「貝塚」「製塩遺跡」「渥美窯」などの歴史文化遺産もあわせて紹介します。

展示内容

東三河のジオサイト紹介カルタ風写真パネル、パネルに紹介されたジオサイトの岩石や鉱物、渥美半島のジオサイト候補地写真パネル、東三河で見られる動植物・昆虫標本、貝塚出土遺物(獣骨、貝殻等)、製塩土器、渥美窯製品(東大寺瓦等) ほか
約100点

講演会

8月16日[土] 午後1時30分〜 田原市博物館研修室
演題:「東三河ジオサイトの魅力―渥美半島を中心に」
講師:松岡敬二(豊橋市自然史博物館長)
※要企画展観覧料

展示解説

8月2日[土] 午前11時〜 田原市博物館
講師:学芸員:天野敏規
※要企画展観覧料

イベント

「渥美半島を探検しよう ジオツアー」開催

日時: 8月11日(月) 午前9時〜午後4時30分
対象: 中学生以下
(保護者同伴可/小学3年生以下は保護者同伴)
見学先: 光岩、日出の石門など
集合/解散: 赤羽根市民センター駐車場
参加費: 無料、昼食・飲物持参
定員: 35名(先着順)
申込先: 7月31日(木)までに文化生涯学習課
(0531-23-3635)へご連絡ください。

光岩

日出の石門

恋路ヶ浜

アオウミガメ

ハマボウの野生地

吉胡貝塚